京都市で不動産売却をする前に!知っておきたい売却の流れと費用について

虫眼鏡

京都市に不要な物件や土地を抱えているという人は、不動産売却を検討しましょう。ここでは、京都市で不動産売却をする前に知っておきたい、売却の流れや必要な費用についてご説明します。事前に不動産売却に関する情報を把握して、賢く物件を手放しましょう。

不動産売却の「買取」と「仲介」の違いとは?

不動産売却には、「買取」と「仲介」の2種類存在します。買取とは、不動産会社が直接、物件や土地を買取してくれることを指します。買い手を探す必要がないため、売却がスムーズに行えるというメリットがある一方で、売却額は低くなる傾向にあるようです。仲介は不動産会社が間に入って、買い手を探して売却する方法を指します。買い手を探さなければならないため、売却に半年程度の時間を要しますが、買取よりも高額で売却できる可能性があります。
このように、買取と仲介には、それぞれメリットとデメリットが存在するので、どちらが良いとは言えません。京都市内で不動産会社を探すなら、買取と仲介、どちらも選択できるところが理想的だといえます。買取と仲介のどちらがお得かは、不動産の条件によって異なります。そのため、不動産に合わせて柔軟に取引方法を選択させてくれるような不動産会社を選んでおくと、安心です。

不動産売却の流れ

京都市内の不動産会社によって詳細は異なりますが、一般的な不動産会社の売却の流れは、以下の通りです。

不動産査定

不動産を手放すと決めたら、まずは不動産会社に査定を依頼しましょう。京都市内の不動産会社には、査定を無料で行っているところが多いです。また、査定も30分から1時間程度と、短時間で終わるので、今すぐに手放す予定がなくとも査定額が知りたいという人は、気軽に不動産会社に相談してください。

不動産売却の依頼

不動産売却を決めたら、査定を依頼した不動産会社に正式に依頼しましょう。「買取」を選択する場合は、不動産会社と諸条件について交渉を行う必要があります。また、「仲介」を選択する場合は、不動産会社の販売ルートを頼りに買い手を探すことになります。
買取と仲介のどちらを選べば良いのか分からないという人は、不動産会社のスタッフに相談してください。特別な知識がなくとも理解できるように、丁寧に説明してもらえるはずです。

売買契約

買取の条件がまとまったり、買い手が見つかったりすれば、不動産会社から連絡が入ります。代金や支払い方法、物件の引き渡し日など、条件を一通り話し合って合意できれば、そのまま売買契約を締結します。売買契約は、不動産の所有者でなくとも締結できるので、代理人が契約を結びたい場合は不動産会社に相談してください。

不動産の引き渡し

売買契約を締結したら、物件の引き渡し日を待ちます。不用品の処分や引っ越しの準備など、当日はスムーズに引き渡しが行えるように、事前に準備しておきましょう。
不用品の処分に困っているという人や、どんな準備をすれば良いのか分からないという人は、不動産会社の担当スタッフに相談してください。不動産会社が不用品を処分してくれることもあるので、売買契約時に相談しておくことをおすすめします。

不動産売却に必要な費用

不動産売却には、売買に関する手続きや抵当権の抹消が必要となります。所有権移転登記の申請や残金受領などの手続きが必要となるので、司法書士への依頼料がかかると考えておきましょう。司法書士への依頼は不動産会社が行ってくれるので、費用だけかかると覚えておいてください。京都市内の不動産は、ローンが残っている状態でも売却可能です。ただし、売却額がローンの残高を下回った場合は支払いをお願いされる可能性があるので、不動産会社によく相談してください。