【京都で不動産売却】建物の状態と業者選び

鍵

今住んでいる家を処分する、あるいは投資で購入していたマンションを売り払うなど、不動産売却はリサイクルショップで服を売るのとは訳が違います。
扱う商品の価格が高額な分、不動産売却で手に入る額は相当なものとなるからです。
そして、些細なことで値下がりが激しくなるのも不動産売却の特徴であり、場合によっては100万円近い差額が発生することもあります。
京都で不動産売却をしたい人のために、ここでは不動産売却のアドバイスをしていきます。

高価買取に欠かせない2つの要素

京都のみならず、日本全国どこでも共通している高価買取の条件は、売却する不動産の状態と業者です。
例えば、京都で不動産売却をする場合、高級住宅地である丸太町のある京都市中京区と京都北部にある宮津市とでは、地価平均が75倍も違います。
建物の状態も重要であり、新築であればあるほど不動産としての価値は上がります。

また、不動産の査定から売却まで行なってくれる業者も、不動産売却で失敗しないためには重要です。
きちんとした査定を行ない、買い手を探してくれる不動産業者は、良い物件であればあるほど高価買取のチャンスに繋がりやすくなるからです。

この2つの要素の内、どうにもならないのが不動産の状態です。
購入した土地が高騰でもしない限り、不動産の価値は大きくなりませんし、建物も築年数が経てば経つほど価値は下がります。
しかし、業者の方は、自分の選択によって良くも悪くも変わります。
そのため、京都の不動産売却で失敗しないためには、不動産の業者探しを真剣に考えて行なう必要があるのです。

何を基準にして探すか

では、不動産売却に際して業者を探す場合、何を基準にして探せばよいのでしょうか。
1つ目の条件としては、地域密着型が好ましいです。
業者の中には全国展開している大手があり、充実したサポートや集客能力があるのは確かですが、高価買取という点で考えると若干デメリットがあります。
担当者が変わりやすくなったり、中間マージンが割高で売却価格が下がりやすかったりといったことが、大手には多いのです。
従って、地域密着型の業者の方が、高価買取のチャンスが多いといえます。

また、京都の場合、古民家が多いのが特徴の一つです。
原則的に、不動産は築年数が経てばそれに比例して買取価格も下がりやすいのですが、地域密着型の業者の場合、そういった古民家に対しての造詣が深いことが多く、不動産に付加価値をつけて売却してくれる業者もあります。
そのため、京都では、特に地域密着型の業者の恩恵を受けやすいといえるでしょう。

2つ目の条件は、実績です。
実績がなくても高価買取できる可能性はたしかにありますが、失敗しないことを考えると、過去に多くの実績を残している方が信頼性は高くなります。
また、実績が多いということは、それだけ不動産売却で多くの人から選ばれているということであり、満足できる取引ができることにも繋がります。

実績は、直接ホームページで確認するのが、最も手っ取り早いです。
自信のある業者は、過去の実績を堂々とオープンしています。
また、売却実績も併せて公開しているので、京都の物件の平均的な売却額を把握することも可能です。
それだけではありません。
京都の不動産の売却実績で写真も掲載されていれば、どういった状態の建物を売却したのかということも知ることができるので、参考になりやすいです。

京都は、歴史のある街です。
そのため、昔ながらの戸建てが多く、そういった戸建てに強い不動産物件も少なくありません。
利用する際は、そういった物件に強いところを探してみましょう。